【Django】ChatGPT APIのストリーム機能を使う方法
この記事では、DjangoとuWSGIを使ってChatGPT APIのストリーム機能を利用する方法を解説します。ストリーム機能を使用することで、リアルタイムでの応答や効率的なデータ処理が可能になります。この記事では、以下の設定が必要なことを説明します。
目次
必要なツールとライブラリ
- Python 3
- Django
- uWSGI
- OpenAIのChatGPT API
手順1: Djangoプロジェクトをセットアップする
まず、新しいDjangoプロジェクトを作成し、必要なパッケージをインストールします。
$ django-admin startproject chatgpt_project
$ cd chatgpt_project
$ pip install django uwsgi
$ pip install djangorestframework
$ pip install openai
手順2: uWSGI設定ファイルを作成する
プロジェクトルートに uwsgi.ini
ファイルを作成し、以下の内容を記入します。
[uwsgi]
http-timeout = 86400
http-auto-chunked = true
add-header = X-Accel-Buffering: no
module = chatgpt_project.wsgi:application
master = true
processes = 5
socket = chatgpt_project.sock
chmod-socket = 664
vacuum = true
die-on-term = true
このファイルでは、ストリーム機能を有効化するために http-auto-chunked = true
と add-header = X-Accel-Buffering: no
を設定しています。
手順3: Djangoビューを作成する (Django Rest Frameworkを使用)
views.py
ファイルに、DRFとopenaiライブラリを使用してChatGPT APIと通信するためのビューを作成します。
import openai
from django.http import StreamingHttpResponse
from rest_framework.views import APIView
class ChatGPTStreamView(APIView):
def post(self, request):
openai.api_key = "YOUR_API_KEY"
prompt = "Your prompt here"
response = openai.Completion.create(engine="davinci-codex", prompt=prompt, max_tokens=100, n=1, stream=True)
def generate_stream_response():
for choice in response['choices']:
text = choice['text']
yield text
return StreamingHttpResponse(generate_stream_response(), content_type="text/plain")
おわりに
このチュートリアルでは、Django、uWSGI、Django Rest Framework、およびopenaiライブラリを使用して、ChatGPT APIのストリーム機能を利用する方法を学びました。これにより、リアルタイムでの応答や効率的なデータ処理が可能になります。設定やコード例を参考に、自分のプロジェクトでストリーミング機能を活用してみてください。今後もAI技術が進化し続ける中で、効果的なデータ処理方法を活用することが重要です。
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